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IT基礎

基本設計とは?非エンジニアにもわかる設計工程の基本

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基本設計とは?非エンジニアにもわかる設計工程の基本

「要件定義が終わったので、次は基本設計に入ります」。プロジェクトの進捗報告でよく聞く言葉ですが、基本設計で具体的に何をしているのかイメージしにくい方もいるのではないでしょうか。

この記事では、基本設計とは何か、要件定義との関係を含めてわかりやすく解説します。

この記事でわかること

  • 基本設計とは何か(シンプルな定義)
  • 要件定義との違い
  • 基本設計で決めること(画面・機能・システム構成など)
  • 詳細設計との違いの概要
  • 非エンジニアが知っておくべきポイント

基本設計とは?

基本設計(外部設計とも呼ばれます)とは、要件定義で決めた「何を実現するか」を受けて、「どんなシステムを作るか」の全体像を設計する工程のことです。

ユーザーから見える部分(画面・操作・出力)を中心に設計します。「外部設計」という呼び名はここから来ています(ユーザー目線の外側から見えるシステムを設計するから)。

身近な例で考えると

注文住宅の流れで考えると、

  • 要件定義:「3LDK・駐車場2台・バリアフリー・予算3000万」などの要望を整理する
  • 基本設計:「間取り図を引く。玄関はここ、LDKはここ、バリアフリーのため廊下は90cm以上確保」などを決める
  • 詳細設計:「壁の素材は何、コンセントの位置は何番のどこ」などを決める

基本設計は「間取り図」を作る段階です。ユーザーが「どんな部屋になるか」を確認できる段階でもあります。

基本設計で決めること

画面設計(UI設計) どんな画面が必要で、何を表示するか。ボタン・入力フォーム・一覧画面などの構成を設計します。「ワイヤーフレーム」という簡略化した画面イメージを作ることが多いです。

機能設計 各機能の処理フローを整理します。「ボタンを押したら何が起きるか」「エラーが発生したときはどうするか」などを定義します。

システム構成設計 Webサーバー・データベース・外部API連携など、システム全体の構成を決めます。クラウドを使うか、オンプレミスかなども基本設計で決まることが多いです。

データ設計の概要 どんなデータを扱うかの大まかな整理。詳細なデータベース設計は詳細設計で行われます。

要件定義と基本設計の違い

項目要件定義基本設計
主な問い何を作るか(What)どう作るか(How)の全体像
視点ビジネス・ユーザー目線システム目線
関わる人顧客・PM・エンジニアPM・エンジニア中心
成果物要件定義書基本設計書・画面設計書

IT現場ではどう使われるか

  • PMは基本設計書を確認し、要件が正しく反映されているかをチェックする
  • 顧客・エンドユーザーに画面設計を確認してもらい、合意を取る(ユーザー確認)
  • 基本設計が確定してから、詳細設計・開発に進む
  • 変更が発生した場合、基本設計書を更新して影響範囲を確認する

初心者がつまずきやすいポイント

「基本設計=簡単な設計」ではない 「基本」という言葉から「簡単」を連想しがちですが、基本設計はシステム全体の土台を定義する重要な工程です。基本設計の出来が後工程の品質を大きく左右します。

「外部設計=外部との連携」ではない 「外部設計」という名前は「外部(ユーザー側から見た)設計」という意味であり、外部システムとの連携設計とは異なります。

レビューを丁寧にする価値がある 基本設計段階でのレビュー(確認・検討)が不足すると、後から大量の手戻りが発生します。「面倒だから早く進めたい」という気持ちを抑えて、丁寧なレビューを行うことが重要です。

関連用語

  • ワイヤーフレーム:画面の簡略レイアウト図
  • 詳細設計(内部設計):基本設計をもとに、コードレベルの仕様を決める工程
  • ER図:データベースのテーブル関係を表した設計図
  • ユースケース図:誰が・どんな操作をするかを図で表したもの

仕事で使うときの注意点

PMや非エンジニアが基本設計のレビューに参加する際は、「ユーザーとして使いやすいか」「要件定義の内容が正しく反映されているか」という視点でチェックすることが大切です。技術的な細部よりも、業務フローとの整合性を確認するのが非エンジニアの役割です。

さらに学ぶなら

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