テックエイド
Udemy共通クーポン:TA2605LEARN02 詳細を見る
IT基礎

Gitとは?バージョン管理の仕組みをセーブポイントで理解する

#Git #チーム開発 #IT基礎 #非エンジニア向け #FEX
Gitとは?バージョン管理の仕組みをセーブポイントで理解する

開発の現場では「Gitにプッシュしました」「Gitで管理しています」という言葉が頻繁に出てきます。エンジニアにとっては当たり前のツールですが、非エンジニアにはなじみが薄い言葉です。

この記事では、Gitがどんなものか、なぜチーム開発で使われているのかを、初心者にもわかるよう整理します。

この記事でわかること

  • Gitとは何か(バージョン管理の仕組み)
  • Gitがないと何が困るのか
  • チーム開発でどのように使われているか
  • 非エンジニアがGitについて知っておくべきこと

Gitとは?

Gitとは、**ファイルの変更履歴を管理するツール(バージョン管理システム)**です。

ソフトウェアの開発では、コードを毎日何十回も書き直します。そのたびに「どの時点のコードに戻れるようにしておくか」「誰がどこを変更したか」を追跡する仕組みが必要です。Gitはそのための道具です。

身近な例で考えると

ゲームの「セーブポイント」を思い浮かべてください。

ゲームを進めるとき、節目ごとにセーブしておけば、うまくいかなければセーブポイントに戻れます。Gitのバージョン管理は、これと同じ仕組みです。

「ここまで実装した」という時点でセーブ(コミット)しておけば、後でコードが動かなくなっても戻せます。

Word文書で「別名保存」を繰り返して 企画書_v1.docx企画書_v2.docx企画書_最終.docx企画書_最終_修正.docx…と管理している状況を想像してください。これはバージョン管理の原始的な方法です。Gitはこの「別名保存地獄」を解消するためのツールです。

IT現場ではどう使われるか

Gitは単なる個人のバックアップツールではなく、複数人が同じコードを編集するチーム開発のために設計されています。

チーム開発では、Aさんがログイン機能を作っている間に、Bさんが検索機能を作ることがあります。このとき、両者の変更を安全に組み合わせる仕組みが必要です。Gitのブランチ(枝)という機能がこれを支えています。

Gitで管理されたコードは、リモートリポジトリ(GitHubやGitLabなどのサーバー)に保管されます。チーム全員がこのサーバーを通じてコードを共有・更新します。

PMや非エンジニアがGitを直接操作することは少ないですが、「プルリクエスト(変更申請)が来ました」「マージ(統合)しました」「リポジトリに上がっています」といった発言の意味を理解しておくと、チームとのコミュニケーションがスムーズになります。

Gitに関連するサービス

Gitはあくまでツール(ソフトウェア)ですが、Gitを使ってコードを共有するためのサービスがいくつかあります。

  • GitHub:最も広く使われているサービス。開発チームの多くが使っている
  • GitLab:企業が自前で構築できるサービスも提供している
  • Bitbucket:Atlassianが提供。JIRAと連携しやすい

「GitとGitHubは違うのか」という疑問をよく聞きます。Gitはツールそのもので、GitHubはそれを使うためのサービスです。ちょうど「Wordファイル」と「OneDriveでの共有」のような関係です。

初心者がつまずきやすいポイント

GitとGitHubを同じものだと思っている

Git(バージョン管理ツール)とGitHub(Gitを使うためのサービス)は別物です。GitはGitHubがなくても使えます。

「リポジトリ」の意味がわからない

リポジトリとは「保管庫」のことで、プロジェクトのコードと変更履歴をまとめて保存する場所です。1つのプロジェクトに1つのリポジトリが対応することが多いです。

バージョン管理はエンジニアにしか関係ないと思う

ドキュメントやデザインファイルも、Gitで管理されることがあります。特に大きな開発プロジェクトでは、仕様書や設計資料もGitで管理するケースがあります。

関連用語

  • リポジトリ(repo):コードと変更履歴を保存する場所
  • コミット:変更を記録する作業(セーブ)
  • ブランチ:作業用の分岐。本体とは別に安全に作業できる
  • マージ:ブランチの変更を本体に統合すること
  • プルリクエスト(PR):マージを申請して、レビューを求める仕組み
  • クローン:リモートのリポジトリをローカルにコピーすること

さらに学ぶなら

GitとチームでのGit活用を体系的に学びたい方には、FEXシリーズのチーム開発の流れ入門講座がおすすめです。セーブポイントのたとえを使って、Gitの仕組みからブランチ・CI/CDまで整理できます。