「PM講座を受けたいが、上司にどう相談すればいいか分からない」という悩みをよく聞きます。「自己成長のために学びたい」という気持ちはあっても、それをそのまま伝えると「業務に直結するの?」と返されて止まってしまうことがあります。
上司への相談は、学習意欲を伝えるよりも「今の業務課題とその解決策」として伝えるほうがスムーズに進みます。
講座購入の相談は学習意欲だけでは弱い
「PM力を上げたいのでUdemy講座を受けたい」という相談は、上司の立場から見ると「それは業務に使えるの?」「他にも学びたいことはあるんじゃないの?」という疑問が残ります。
相談が通りやすいのは「今の業務でこういう問題が起きていて、これを解決するためにこの講座を受けたい」という構造です。課題→解決策→期待効果の順番で伝えると、上司が判断しやすくなります。
相談前に整理する3点
相談文を書く前に、以下の3点を箇条書きで整理しておきます。
- 今の業務で困っていること(具体的な場面・頻度)
- 講座で学ぶ内容と、それが課題解決にどうつながるか
- 受講後に現場で試すこと(具体的なアクション)
この3点が整理されていれば、相談文はほぼ完成します。
上司に伝える順番
口頭または文章で伝える場合の順番です。
- 今の業務課題を1〜2文で具体的に伝える
- 解決策として受けたい講座と学べる内容を伝える
- 受講後に現場で試すことを伝える
- 必要であれば費用と所要時間を伝える
費用や時間は最後に伝えると、「それだけの価値があるのか」という判断がしやすくなります。
そのまま使える相談テンプレート
件名:Udemy講座の受講について相談させてください
〇〇さん、お疲れ様です。業務改善のための学習について相談させてください。
現在、〇〇案件での[困っていること:例「週次報告のまとめに毎回2時間以上かかっており、他業務への影響が出ています」]という課題があります。
この課題に対応するため、Udemyの「[講座名]」([受講時間]・[費用]程度)の受講を検討しています。この講座では[学べる内容]を学べ、[課題解決への接続]に活かせると考えています。
受講後は[受講後のアクション:例「週次報告のフォーマットを改善し、チームに共有する予定です」]を予定しています。
ご承認いただけますでしょうか。ご確認よろしくお願いいたします。
このテンプレートに自分の状況を当てはめて調整してください。
受講後に報告する内容
承認を得て受講した後は、上司に簡単な受講報告をしておくと、次回以降の相談もスムーズになります。
報告に含める内容:
- 講座で学んだ内容の要点(2〜3点)
- 現場で試してみたこと
- 次にやること(続講する場合は次の講座)
長い報告でなくていいです。「受けました・学んだこと・やってみたこと」が伝われば十分です。
まとめ
PM講座の購入を上司に相談するときは、学習意欲より「業務課題の解決策」として伝える構造が承認につながりやすいです。今困っていること・学ぶ内容・受講後の行動の3点を整理したうえで、テンプレートを使って相談文を作ってみてください。
注意: 会社の費用での受講については、社内の申請ルール・承認フロー・費用区分の扱いを事前に確認してください。上司の承認だけでは足りない場合や、精算方法が決まっている場合があります。
相談が通りにくいNGな伝え方
- ×「PM力を上げたいので受けさせてください」(課題とのつながりが見えない)
- ×「評判が良いので受けてみたいです」(なぜ今この講座なのかが分からない)
- ×「他にも受けた人がいるので受けたいです」(自分の業務課題との接続がない)
これらの伝え方でも承認される場合はありますが、「業務課題→解決策→期待効果」の構造で伝えると、判断材料が揃うため承認につながりやすくなります。
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