Udemyセールのたびに「まとめ買いしておこう」と数本購入し、気づくと未視聴の講座が5本以上たまっている——これは珍しい話ではありません。「いつか見よう」と積んだ講座は、時間が経つほど見る優先度が下がっていきます。
まとめ買い自体は悪くありません。問題は「順番を決めずに買うこと」です。複数の講座を購入する前に、受講順序表を作るだけで積み講座を大幅に減らせます。
複数講座を買う前に順番を決める理由
複数講座をバラバラに購入した後から順番を整理しようとすると、「どれが先か」という判断を後からしなければならなくなります。しかも、すでに購入してしまっているため「高かったから先に見ないと」という焦りも加わります。
購入前に受講順序表を作れば、「今月はこの1本を終わらせる」「来月はこれ」という計画になるので、1本ずつ確実に進められます。
学習順序表に入れる項目
シンプルで使える受講順序表には以下の項目があれば十分です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 講座名 | 受けようとしている講座のタイトル |
| 目的 | この講座で何を改善したいか(1文) |
| 受講月 | 何月に受けるか(大まかでOK) |
| 実務で試す場面 | 受講後にどこで使うか(1つ) |
この4つを埋めるだけで、順番と使い道が可視化されます。
PM基礎から始めるパターン
PMを初めて任されたか、業務の全体像が見えていない状態からのスタートです。
- PM基礎(PJM-101)→ 全体像の把握
- 実務改善(PJM-104)→ 週次報告・課題整理の改善
- AI活用(AIX-101)→ 議事録・報告書の効率化
- 炎上対応(FFF-101)→ 必要になったタイミングで
このパターンは「知識の積み上げ」が自然にできます。
炎上対応から始めるパターン
今まさに案件が厳しく、すぐ使える対処を学ぶ必要がある場合です。
- 炎上対応(FFF-101)→ 初動・顧客報告の型
- PM基礎(PJM-101)→ 落ち着いた後で全体像を整理
- 実務改善(PJM-104)→ 次の案件での改善
- AI活用(AIX-101)→ 業務効率化
このパターンは緊急対応が優先で、体系学習は後から補います。
生成AI活用から始めるパターン
AI活用に関心があり、まずそこから入りたいという場合です。
- AI活用(AIX-101)→ 議事録・報告の効率化を先に実感
- PM基礎(PJM-101)→ AI活用と組み合わせた管理の全体像を理解
- 実務改善(PJM-104)→ AIを組み込んだ実務改善へ
- 炎上対応(FFF-101)→ 必要に応じて
AI活用から入ることで、学習効果を早期に実感しやすくなります。
30日単位で受講計画に落とす
受講順序表ができたら、「この30日でこれを終わらせる」という単位で計画します。
Udemy講座の平均的な受講時間は3〜8時間程度です。1日30分確保できれば、2〜3週間で1本終わる計算になります。30日単位で1本ずつ進めるのが、積み講座を防ぐ現実的なペースです。
まとめ
まとめ買いする前に、講座名・目的・受講月・実務で試す場面の4項目を書いた受講順序表を作るだけで、積み講座になるリスクが大幅に下がります。課題別パックで受講順序の参考を確認してから計画を立てると、さらにスムーズです。
複数購入前チェックリスト
購入ボタンを押す前に以下を確認してください。
- 最初に受ける1本が決まっているか(「どれから見ようかな」で止まらないか)
- それぞれの受講月が決まっているか
- 各講座で現場で試す場面が1つ思い浮かぶか
- 今の業務量で毎週2〜3時間の学習時間が確保できるか
- 「セールだからまとめ買い」ではなく「この順番で使うから買う」と言えるか
1つでも「分からない」があれば、まず最初の1本だけ購入してから考えるほうが無駄になりにくいです。