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ITエンジニアのビジネススキル

エンジニアが進捗遅れを早めに伝えるコツ

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エンジニアが進捗遅れを早めに伝えるコツ

遅れは確定してからでは遅い

「絶対に間に合わないと確認してから報告しよう」という判断が、プロジェクトの対応選択肢を大幅に狭める。

遅れを早い段階でPMに伝えると、スコープ調整・リソース追加・顧客への事前連絡など、複数の手が打てる。「間に合いません」と確定後に言うと、対応の選択肢はほぼ残っていない。

怒られるのが怖くて後回しにする気持ちは理解できる。それでも、遅らせるほど状況は悪化する。

早めに伝える判断基準

「こうなったら相談する」という基準を自分の中に持っておくと動きやすくなる。

  • 予定の50%を過ぎても前半の作業が終わっていない
  • 詰まっている作業が2日以上解消できていない
  • 他者の対応待ちが続いており完了見込みが立たない
  • 別のタスクが急に入り、当初見積もりが崩れた

いずれかに当てはまったら、「間に合わないかもしれない」という段階で伝える。

伝える材料3つ

材料1:現時点の見込み

「今の状況だと、いつに完了できそうか」を伝える。確定でなくても「〜の見込みです」の形で出す。

材料2:詰まり

何が理由で遅れているのかを言う。自分の手で解決できるものか、他者の対応や確認が必要なものかも伝える。

材料3:支援依頼

PMに何をしてほしいかを明確にする。「判断が必要」「リソース追加を相談したい」「顧客への連絡をお願いしたい」など。

PMへの連絡文例

【件名】○○の進捗相談

○○の実装で、予定より遅れが出そうな状況のためご連絡します。

現状の見込み:今週金曜の予定でしたが、Aの仕様確認待ちが続いており、
              来週月曜になりそうです。
詰まり:C社からの仕様確認回答が本日時点で未回答です。
支援依頼:C社への確認を今日中に促していただくことはできますか?
          それが難しい場合は、スケジュール変更の方向で判断をお願いします。

一度伝えると楽になる

最初は緊張する。でも「早く言ってくれてよかった」という反応が多い。

PMにとっては、早い段階で共有してもらえる方がはるかに動きやすい。「この人は早めに知らせてくれる」という信頼が積み上がると、次からのコミュニケーションが楽になる。