生成AIをPM業務に使いたいと思ったとき、Udemyで「AI」「ChatGPT」「Claude」と検索すると、数十本の講座が出てきます。プロンプトエンジニアリング系、コーディング支援系、ビジネス文書系——カテゴリが混在していて、どれが自分の目的に合うか判断しにくい状況です。
PM業務での生成AI活用は、「AIについて広く学ぶ」より先に「PM業務のどのシーンで使うか」を決めてから講座を選ぶと、受講後に実務に使いやすくなります。
生成AI講座は目的で選ぶ
PM向けの生成AI講座は、大きく3つの目的で分けられます。
- 文書作成・要約の効率化(議事録・報告書・仕様書作成)
- 課題管理・会議運営の改善(課題整理・アジェンダ設計・進捗報告)
- 開発チームのAI活用管理(エンジニアのAI利用を管理側から理解する)
この3つのうち、今の業務で一番時間がかかっているシーンや、改善したいと思っている場面がどれかを先に決めてから、講座を選ぶのが手順です。
文書作成・要約を効率化したい場合
会議の議事録整理が毎回時間がかかる、報告書を1から作るのが大変、仕様変更の記録をまとめるのに手間がかかる——こういった「書く・まとめる」系の課題を持っている方向けです。
受講後に試す場面:次の定例会の議事録整理を生成AIに任せてみる。
課題管理・報告・会議運営に使いたい場合
週次の課題リストをAIと一緒に優先整理したい、進捗報告の骨子をAIに作らせたい、会議前のアジェンダ設計を効率化したいという方向けです。
受講後に試す場面:課題管理表の優先整理を生成AIに補助させてみる。
開発チームのAI活用を管理したい場合
チームのエンジニアがAIコーディングツールを使い始めているが、品質管理やレビューへの影響が心配、というPM・PMO向けです。
受講後に試す場面:AI生成コードを含んだPRレビューのチェックポイントを整理する。
目的別の受講順
3つの目的が重なる場合は、以下の順番が多くの方に合います。
まとめ
生成AI講座は「AIについて学ぶ」より「PM業務のどのシーンで使うか」を先に決めてから選ぶと、受講後に実務に使いやすくなります。文書作成・課題管理・開発管理のうち、今の業務で一番改善したい場面から入るのが現実的な選び方です。
AI活用講座を選ぶ前の確認
- 社内のAIツール利用規程やガイドラインを事前に確認しているか
- 顧客情報・案件情報・個人情報をAIに入力することへの制限がないか
- チームや上司と「どのAIツールをどこで使うか」の認識が合っているか
生成AIの活用範囲は職場や契約によって異なります。講座を受けた後に「社内では使えなかった」という状況を避けるため、利用前に確認しておくことをおすすめします。